熊本ここだけの話
日本の宝島
久々に天草に泊まった。日本三景の松島の風景によく似てると言われる上天草市松島に1泊の旅情を探した。といっても仕事先での宿泊なので思う存分というわけにはいかなかったが、翌日が休日だったので少しばかり潮風の香りを堪能した。
天草五橋が出来て既に40年が立っており、一時の爆発的なブームはないにしても阿蘇と並ぶ熊本県の代表的観光地として根強い人気を保っている。
宇土半島から最初の1号橋を渡ると大矢野島という天草では3番目の大きな島が観光客を迎え入れる。ここではキリシタン文化の歴史を
垣間見るこ
残りの4つの橋を渡りきったところが旧松島町といわれる地域で、温泉旅館もたくさんあり、天草観光の中心部である。この島は天草上島(かみしま)と呼ばれる島で、東海岸のほうは釣りのメッカとしても人気がある地域だ。それからさらに30分ほど車を走らせると天草下島(しもしま)という一番大きな島にたどり着く。現在の天草の政治経済の中心部だ。
夕暮れの天草の海は何とも情緒深いが、朝の海もまた違った光景を見せてくれる。朝の太陽が海に反射し、早くから釣り船が行き交うさまは、気持ちをリラックスさせ、ある種の勇気を与えてくれる。
この松島にはマリーナ施設がいくつかあるが、一番大きな「フィッシャリーナ天草」というマリーナに立ち寄った。朝早い時間だったので人の姿は見えなかったが、日本とは一味違うヨーロピアン風のクラブハウスとその周辺にしばし見入ってしまった。
ここでは昨年からジャズライブも行われているそうだ。
松島から熊本までの途中には「宇土マリーナ」がある。道の駅にも指定されており、早い時間にもかかわらずたくさんの人が訪れていた。
フィッシャリーナ天草には比較的大きめのボートが繋留されているが、ここは小さめのヨットが多い。99年のくまもと未来国体では、ディンギーなどを使ってのヨットレース会場にもなったところだ。地元の人たちが大きなイベント広場を利用して楽しそうにグランドゴルフをしていたが、この広場でも昨年地元のジャズメンによるライブがあったのを思い出した。
天草は「日本の宝島」と呼ばれている。開発がなかなか進まなかった地域であるが、逆にそれが財産となりそれを求めて人々が訪れる。短い時間ではあったが、この宝島を地元の私たちが大事に育て且つ上手に紹介していく、そんな取り組みが必要だなと改めて思った。
日本の宝島“天草”への旅の企画をあなたもしてみませんか。
(企業立地課 小野上)