進化を続ける“めっき”技術が現代社会を支える
半導体・電気・電子部品、自動車部品、生産設備部品など、私たちの生活に欠かせない物の多くは、「表面処理(めっき)」が施されています。「株式会社オジックテクノロジーズ」では、1947年の創業以来、時代の変化とともに要求される表面処理技術を高めてきました。防さび性、対腐食性が求められる一般めっきから、耐摩耗・耐熱・潤滑性などが求められる抗菌めっき、セラミックなどの新素材や鉛フリー、6価クロムフリー等の環境対応めっきまで、多種多様な要求に合わせためっき技術で豊かな暮らしを支えています。
学び続ける集団が求める新たな課題
「ケミカル技術を通して、人々のしあわせを創造します」という企業目標を掲げる同社。お客様の要望と向き合い、必要に応じて大学等とも連携しながら、最適な技術提供を行っています。同社の技術が、大企業からも高く評価されているのは、そうした“進化”を目指す姿勢があるからこそ。「当社は“学び続ける集団”。難しい要望や勉強すべき課題こそ挑戦したい」と話す金森秀一社長。前向きでどん欲に学ぶ人材が求められています。
新たなチャレンジと自らが考える社風
長年の技術を活かし、化粧品製造のケミカル事業も手掛ける同社。熊本の伝統食材「スイゼンジノリ」から抽出されるサクランという物質が持つ高い保湿力が注目を集めています。また、社員自らが会社の基盤となる風土を創ろうと2010年から始まった「Seeekai(シーカイ)活動」では、あいさつや5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)といったテーマごとに活動を行っています。この活動を通じて社員の間ではコミュニケーションが活発になり、良い雰囲気の職場環境になりました。このように、社員同士の社員の自主性を高め、世代を超えた交流を深めるのも、同社の特徴といえます。