60年の歴史で、さまざまな産業分野に貢献
「井和工業」は、1959年の創業以来、合成樹脂の加工技術を柱に、食品、医療、文具などさまざまな分野にプラスチック製品や特殊スポンジ製品を供給し続けてきました。半導体や医療関連など、厳しい品質基準が設けられている産業分野にも対応するため、製造はクリーンルームで行っているほか、精密機器や医薬品などの製造工程で使われる特殊素材「PVAスポンジ」の独自加工技術でも業界屈指の高い評価を受けています。
熊本は半導体向け製品の中核工場
「作れるものなら、人の役に立つものは何でも作る」という創業者の理念の下、約20年前に半導体関連分野へ進出した同社。2012年に設立された熊本工場では、主に大手半導体製造装置メーカーで使用されるフッ素樹脂製配管部品の、生産・加工・検査を行っています。2018年には新社屋が完成し、クリーンルームを増強。社会のIT化に伴って、これからもますます需要の増加が見込まれる半導体関連製品の主力工場として重要な役割を担っています。
女性も働きやすく活気溢れる職場
熊本工場で働く従業員のほとんどが地元出身者で、社員同士の仲が良く明るい雰囲気です。また、女性も多く活躍しており、育児休暇がしっかり取得できるのもポイント。社員らが進んでバーベキューを企画したり、積極的に駅伝大会等に参加したりと、活気に満ちており、社員が自ら働きやすい職場環境作りに取り組んでいることも同社の特徴です。