熊本県のリーディング企業第1号
1995年、阿蘇国立公園内に誕生した「阿蘇ファームランド」。以来、広大な屋外アスレチック「元気の森」を中心に、観光と健康をテーマとした施設として親しまれてきました。2016年4月に発生した熊本地震では各施設やインフラが壊滅的な被害を受け、国道57号が寸断されるなど、営業もままならない状態になりました。そうした中、企業としてできることは何かを検討。社員総出で宿泊者用レストランと温泉の復旧を進めながら、建物への被害がほぼなかったドーム型の宿泊コテージを活用し、被災した地域住民の一時避難場所として提供しました。
滞在型、日帰りのメニューで健康増進のお手伝い
同社の経営理念は、「会社の繁栄と社員の幸せは両輪。我々は常にチャレンジ精神を持って新しい価値を想像し実践することによって、地域社会の活性化と、お客様の豊かな生活文化の向上に貢献するよう努力する」。健康トレーニング館や体力測定館、阿蘇健康火山温泉、健康温熱窯十三種、宿泊者専用レストラン「ビッグファーム」などを備えた滞在型健康増進施設「大自然阿蘇健康の森」と、さまざまな体験、運動、食事、癒し、買い物を日帰りで楽しめる「阿蘇元気の森」を柱に、阿蘇地域はもとより、世界中の人々の健康を願い、日々営業活動を行っています。
健康を掲げる施設だからこそ、社員も健康に
唯一無二の施設としてさらなる高みを目指すため、定期的な会議を通して社員全員が会社の目標を理解し、実践できるような体制を取っています。また、2022年からは、一般社団法人日本健康増進学術機構が認定する「健康増進運動トレーナー」の資格取得に向け、社内独自の研修を始めています。熊本地震による交通インフラの被害や新型コロナの影響もあり、厳しい経営環境が続いている中、社員一丸となって「以前の活気を取り戻したい」と願い、力を注いでいます。自然に恵まれた環境の下、お客様の健康作りにつながる仕事を一緒に頑張ってくれる方を求めています。