自動車・オートバイおよび汎用機用クラッチを製造
1982年創業の「株式会社九州エフ・シー・シー」。クラッチメーカーとして独創的なアイデアと技術力を生かした進化を続け、アジアビジネスのサポートと優れた技術や人材の発信拠点となってきました。二輪車用クラッチでは世界トップのシェアを誇り、排気量に応じた小型軽量クラッチから、エンジンの回転を利用する遠心クラッチ、油圧無段変速機など、多様化する顧客ニーズに応えるべく、独自に開発した技術を磨いてきました。設計から鋳造、加工、組み立てに至るまで、一貫して量産できる体制を持っていることも大きな強みです。
独自に培った技術とノウハウが広げる可能性
独自のプレス成型技術による加工工程の削減や、材料の歩留率を高めて廃棄量を抑えることで、コストダウンと環境に優しいモノづくりを実現するとともに、確かな品質の部品・製品を供給しています。長年培ってきた技術やノウハウを強みに、クラッチ事業の一層の可能性を追求し続けるのはもちろん、事業環境が変化する中でも、クラッチやモビリティの枠組みを飛び越えて新たな価値を生み出すため、モノづくりへのチャレンジを続けていきます。
地球環境に配慮しながら、働く環境も整備
同社は、県の「ブライト企業」に認定されていて、毎週水・金曜の「ノー残業デー」や、10日分20回の半日有給休暇制度など、働きやすい環境も特長。離職率の低さと勤続年数、有給取得日数、育児休暇取得率の高さも、それを裏付けています。また、インターンシップの受け入れや車椅子をはじめとした物品の寄贈、年2回実施している会社周辺の清掃活動など、「持続可能な社会」の実現に向けた取り組みを通じて、地球環境への配慮と地域社会への貢献に努めながら、取引先などの顧客だけでなく、地域や従業員にも必要とされ、愛される企業を目指しています。