車と人が共存できる未来を目指して
愛知県に本社を置く自動車部品メーカー・愛三工業株式会社の100%出資子会社として、2010年に玉名市で操業を開始した「愛三熊本株式会社」。自動車の燃料タンク内や配管などで発生し、大気汚染の原因となる燃料蒸気ガスの排出を防止する機能を持った、排ガス制御系製品「キャニスタ」を中心に生産しています。その他、同排ガス制御系製品「カットオブバルブ」、吸排気系製品「EGRバルブ」、駆動機能製品「MPA」なども生産。車や人が今後も共存できるようサポートする自動車部品を作り続けています。
安全・品質管理を第一にしたものづくり
同社では、毎月1回の安全パトロールを実施し、危険箇所はすぐに改善することで安心安全な作業環境を実現しています。そうした日々の活動が評価され、「熊本県労働局長賞 優良賞(安全確保対策)」や「安全衛生に係る優良事業場に対する厚生労働大臣奨励賞」などを受賞しています。また、大手自動車メーカーから品質優良賞も多数受賞。「安全第一・品質第一」の方針の下、お客様に感動していただけるものづくりを目指しています。
働きやすい環境作りに注力
社員の健康管理をサポートするために、35歳以上の社員は全額会社負担で人間ドックを受診可能です。また月1回、産業医による有所見者の面談を実施し、社員のストレスチェックも行っています。年間121日の休暇があるのに加え、年10日ほどの長期休暇も3回設けられて、有給休暇の取得率は80%を超えています。さらに、現場で必要となる資格取得の援助や、個人のスキル向上を目的とした自己啓発(通信教育)の受講制度も整っています。社員の平均年齢は33.9歳と若く、活気あふれる雰囲気が特徴です。校区のビーチボールバレーやグラウンドゴルフ大会などにも参加し、地域との交流を深めています。今後も社員一丸となり、未来に向けた「安心安全なものづくり」に取り組み、地域に根差した企業として社会に貢献していきます。