金型工具メーカーとして社会を支える
東京に本社を持ち、国内5カ所の生産拠点、12カ所の営業拠点、さらに海外にも4カ所の拠点を展開するなど、多拠点分散経営を行う金型工具メーカーの「冨士ダイス株式会社」。日本のあらゆる基幹産業に精通し、自動車やバイク、飲料缶、テレビ、カメラ、スマートフォンなど、身近な製品に同社の技術や技能が取り入れられ、超硬耐摩耗工具業界ではトップシェアを誇っています。金属の粉末を金型に入れ、焼結させる粉末冶金技術を生かし、市場ニーズに応える新材料の開発や最新鋭設備と工法最適化による精密加工を実現。高精度な金型を提供しています。また、設計から原料粉末の調整、焼結、機械加工、製品検査までの一貫生産体制を敷き、完全受注生産で顧客のニーズに応える製品づくりを行っています。
地域密着型の企業として多様な取り組みを実施
熊本製造所は、熊本県と福岡県の県境に位置する玉名郡南関町にあり、新幹線・新大牟田駅から車で約15分、高速・南関インターから5分とアクセスも良好です。社内の食堂では、町名物の南関あげや地元産の米を使った料理が300円台で提供されています。さらに、希望制で夜の食事も可能。夏には地域の方々や社員の家族を招いて「ゆかたまつり」を開催しています。ESG(Environment=環境、 Social=社会、Governance=企業統治)の取り組みとして、環境マネジメントシステムの認証取得、年2回の地域でのボランティア活動(道路清掃)を行い、地域環境や地域社会との共存を図り、コンプライアンス・リスクマネジメントの対応による企業統治を行なっています。
人を尊重した人材育成で企業成長の実現を
約3000社と取引がある同社。創業以来74年にわたり黒字経営を継続し、高い自己資本比率を誇っています。「事業を通じて広く社会に貢献し、幸せな人を育てる」「人間尊重、人間中心の経営」を企業理念に掲げ、人材育成にも注力。毎朝、15分程度の倫理の勉強や、新入社員教育・階層別教育、外部コンサルによるキャリア研修など、幅広く取り組んでいます。加えて、電気自動車の需要に対応するため、熊本製造所内に新棟を建設。2023年10月の操業開始を予定しています。今後も需要が見込まれるものづくりを通じ、広く社会に貢献できる企業を目指しています。同社ではものづくりに興味がある方を求めています。