独自の技術で光学フィルムを世界に供給
「熊本の事業場」では、液晶テレビやスマートフォンなどに使用される「ディスプレイ用材料(TACフィルム)」を生産しています。液晶ディスプレイに映像を映すには光を真っ直ぐに通す偏向板保護フィルムが必要ですが、同社のTACフィルムは、その性能を持った世界でも数少ない製品。高度な技術で24時間体制の生産を行い、世界トップクラスのシェアを誇る富士フイルムの最大生産拠点として、デジタル化が進む現代社会を支えています。今後は、最先端半導体材料に対応した生産設備を新設(2024年1月稼働予定)し、半導体業界の発展にも貢献していきます。
広大な敷地を生かし、地域とともに成長
富士フイルム株式会社100%出資の生産子会社で、2005年に菊池郡菊陽町に設立された同社。JR豊肥線・三里木駅より徒歩5分と、電車通勤にも適した立地です。また、同社の敷地は約26万㎡(東京ドーム約5.5個分)と広大で、昼休みには社員が散歩やキャッチボールを楽しむ姿が見られます。地域の環境保全の一環として行っている地下水涵養事業(田植え、稲刈り)のほか、構内を開放する春の「さくらまつり」、近隣公共温泉施設への熱供給事業などに取り組み、地域に根差した企業を目指しています。
社員の日々の充実を考え休暇制度も多様に
同社では、年間121日以上の休日に加え(勤務形態によっては、年間188日の休日)、有給休暇も取得しやすく、有給消化率は90%を超えています。その他にも、1時間単位で取得可能な時間有給休暇制度や、失効する有給休暇を一定限度まで積み立てられるストック休暇制度など、バリエーション豊かな休暇制度を取り入れています。安全・健康活動や社会貢献活動にも積極的に取り組み、「健康経営優良法人ブライト500」をはじめ、「熊本県ブライト企業認定」「熊本県SDGs登録事業者」「厚労省ホワイトマーク認証」など、数々の認定を受けています。企業ブランドメッセージである「NEVER STOP」の精神で、社員一丸となり常にチャレンジし続ける企業です。