75周年を迎えたアルミニウムのプロ
「株式会社カネヒロ」のスタートは、非鉄金属の卸売業でした。「お客様の近くでものづくりがしたい」と、60年以上取引のある本田技研工業(株)熊本製作所のそばに熊本工場を設立。販売に加え、2010年に製造を開始しました。取り扱う商品の9割以上がアルミニウム製品。長年にわたる材料販売の実績を生かし、コストダウンや最適な材料の提案など、多岐に渡るニーズをクリアしています。ゼロからお客様とものづくりが出来るという強みに加え、不良率0.05%以下という信頼性の高さから、業績は右肩上がりです。
社長が掲げる「社員の幸せが一番」
同社の石井一成社長は、「社員の幸せが一番」と考えています。従業員が働きたい環境にするため、「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底」を行い、「どこよりも綺麗な工場」を目指しています。作業環境が向上すれば、やる気やモチベーションが上がるので、結果として社員が幸せになり、お客様にも製品の良さが届くと考えるからです。また、社員の健康も気遣い、毎年9月に全社員が人間ドッグを受診します。さらに、交替制勤務者は毎年3月に健康診断もプラスされるという徹底ぶりです。
話すことで見えてくる、夢実現への道
面接や普段の会話でも、社員同士が夢を語り合い、先輩は実現のためのアドバイスをくれます。そのため、目標達成が近づき、やりがいにも繋がっていくのです。社員の定着率も高く、2019年度以降は退職者ゼロというのも、コミュニケーションを大切にしている表れです。