世界中の半導体検査で使用するプローブカード
半導体製造で使用される検査機器「プローブカード」で、世界屈指のシェアを誇る「日本電子材料」。一般には馴染みがない製品ですが、集積回路やLSIの良否を判別する“ウエハテスト”において必ず使用され、半導体製造には必要不可欠なものです。同社は「プローブカード」の開発から製造、販売まで一貫して行い、世界各地に築かれた拠点を通してグローバルな顧客に供給する、東証一部上場企業です。
世界最先端の技術と製品を「熊本」から
「探針付き基板」と訳されるプローブカードは、数十万個並んだ髪の毛ほどの針が、ウエハ上のICチップ全てに接触し、テスタと呼ばれる機器につなぎ電気的特性を測定します。ウエハの種類に応じたプローブカードが必要で、テスタそれぞれの仕様も考慮します。本社と熊本の技術・開発部門、海外の拠点や顧客と頻繁に話し合いながら、一つの製品を作り上げていきます。
若手も積極的に仕事ができる環境
1985年に、同社の主力製品であるプローブカードの開発・製造の拠点として操業を開始し、世界的な半導体需要の増加に合わせて拡張してきた熊本事業所。熊本に居ながら半導体産業のグローバルな仕事を経験でき、若手でも責任のある仕事を任せてもらえるので、やりがいや成長を実感できます。フレックスタイム制度や1時間単位での有給取得制度など、社員一人一人を尊重する社風も、同社の特長の一つです。