高機能の太陽光・熱発電システムを生産
2014年に設立された「F-WAVE株式会社」は、ニュージーランドのジニアテック社が全額出資で設立した会社です。熊本工場では、富士電機(株)から事業譲渡を受けた太陽電池事業を継承し、軽くて柔軟性があり、お客様の要望に合わせて自由にカスタマイズできるフィルム型の太陽電池を開発、製造しています。また、従来の屋根材に比べて軽量で耐久性が高く、施工性にも優れた全く新しい画期的な屋根材の研究開発、製造も行っています。この屋根材と太陽電池を組み合わせることにより、太陽の光と熱のエネルギーを有効に取り込み、今後、日本国内で需要が見込まれるエコハウス・ゼロエミッションハウス向けの次世代屋根材の製造開発を行います。
国籍や部門を超えて“より良い製品”を作る
現在、F-WAVEには熊本(南関町)と米国テキサス州に工場があります。熊本工場は、単に同じ製品を作り続ける工場ではなく、常に研究開発やお客様の要望に応えるカスタマイズを通じた改善をしながら生産が行われ、セクションの枠を超えたコミュニケーションも活発です。また、ジニアテック社やテキサス工場の技術者とのやり取りも多く、国籍や年齢に関係なくフラットに話し合える雰囲気も同社の特長の一つです。忘年会や打ち上げのほか、毎年ファミリーデイ(家族同伴のバーベキュー)も実施されています。
さらに需要が高まる太陽光・熱発電システム
「サスティナビリティ(持続可能性)」が世界の潮流となり、米国カルフォルニア州では新築住宅に太陽光発電システムの設置が義務付けられるなど、太陽エネルギーを有効に取り込む同社製品のニーズは、今後もますます高まります。F-WAVEは間もなく熊本工場敷地内に屋根材工場を新設するとともに、太陽電池モジュールの新ラインも増設する予定をしており、生産現場で設備オペレーションや製品組み立て、検査などを担う人材を必要としています。同社では、学習意欲が旺盛で、責任感を持って確実な作業を行い、周囲の信頼を得て工程リーダーとなることが求められています。