半世紀以上インフラに携わる企業
「九州高圧コンクリート工業(株)」は、電柱が木製からコンクリートへと替わろうとしていた1957年、九州電力の子会社として設立されました。引っ張る力に弱いコンクリートに鋼材を入れて強度を増す「プレストレストコンクリート(PC)」製品の製造・販売から、施工・保守まで行う総合メーカーとして歩んできた同社。創業以来、マンホールや地中化製品、電力柱、通信柱などの製品で、社会基盤を支えています。
特殊コンクリート製品を手掛ける安定企業
高い技術力で開発され、設置環境に合わせた強度や機能性を持つ同社のコンクリート製品。九州電力はもとより、NTTやKDDIなどの大手通信メーカーにも採用されています。さらに、廃棄物のリサイクルといった環境への配慮も評価され、九州一円だけでなく西日本各地に販路を拡大しています。インフラ整備の分野で“確かな技術と安心できる品質の会社”となることを創業以来一貫して目指し、安定した成長と健全な発展、従業員の生活安定・向上を図ることを掲げています。
仕事のやりがいを感じながら働ける職場
九州の中心に位置し、各県への輸送が容易な好立地を背景に旭志村(現菊池市旭志)に造られた熊本工場。1981年の操業開始以来、同社の主力である電柱製品の生産拠点として稼働し、雨や台風にも耐える特殊なコンクリート電柱を年間5~6万本製造しています。
長年にわたる歴史と実績を持つ同社。一見すると、職人気質の仕事や社員を想像するかもしれませんが、自分から積極的にコミュニケーションを図れば、先輩たちが優しく教えてくれる雰囲気です。会社で設計や製造技術を培いながら社会インフラに携わり、誇りとやりがいを感じられる仕事です。