安定した経営基盤!
「一本の針に心を込めて、世界の顧客に手渡そう」の社是の基、品質を第一としたもの造りを追求し、縫製業界に欠かせないミシン針の製造を半世紀に渡って続け、2021年に50周年を迎えた「九州オルガン針株式会社」。ミシン事業はニッチな産業で競合が少なく、グループでの世界シェアは業界トップクラスを誇ります。また長年培ったモノづくりのノウハウを生かし、医療や他の分野に使われる精密部品の製造・販売も行っており、世の中に役立つ製品を継続して提供することを目指しています。予測不可能な時代の中で、「顧客満足向上」「社員満足向上」に努めると共に、100年企業を目指し、安定経営へのビジョンを追求し続けます。
モノづくりへの挑戦!
針の加工に使われている生産設備は約8割が自社開発。独自技術を持つ針づくり企業である歴史を踏まえながら、新しいチャレンジを続けています。熊本大学と連携し、がん治療などの研究で使用される生体組織移植針キット「Ez-Plant」を共同開発しました。「針を作る会社」から、「針で新しい世界を作る会社」へ進化することを目指しています。
人材育成の強化!
「社員満足向上」のため、働きやすく、かつ働きがいのある職場づくりに努めている同社。2022年10月現在、在籍社員は男性66名、女性50名で、製造業としては女性が多い職場です。女性の働きやすい職場を作るために、育児休業の取得を推進し、女性管理職の育成にも力を入れています。2022年には熊本県SDGs登録制度に認定され、持続可能な取り組みにおいて、職制に占める女性の割合を現在の20%から24年に30%へ増やすことを目指しています。さらに、ダイバーシティ実現のため、外国人留学生や障がい者などの多様な人材を積極的に受け入れ、それぞれが活躍できる場を備えています。人材育成に努めてきた結果、「ユースエール認定企業」として認定を受けています。